マリナーズ、「青木宣親と再契約に興味」 李大浩は「最低限の用意」に「適任」

李大浩は「最低限の用意」として「適任」

 また、李大浩はマイナー契約でマリナーズに入団しながら、春季キャンプで結果を残して開幕メジャーを勝ち取った。左打者のリンドとの併用でシーズン序盤は活躍しながら、その後は失速してマイナー落ちも経験するなど、最終的には打率.253、14本塁打、49打点でフィニッシュ。それでも、チーム内での評価は決して低くない。

 地元紙「タコマ・ニューストリビューン」は「(必要なのは)右打ちの一塁手」と指摘。まずは、「マリナーズはFAとなるアダム・リンドに代えて、ヴォーゲルバックの起用に踏み切るかもしれない。対右投手用の一塁手からレギュラーとして育つことがチームの希望だ」と23歳の左打者の成長が必要だと伝えている。今年のように、相手投手の右左によって選手を使い分けることはしないかもしれないという。

 一方で、「最低限の用意をしておかなければならない」とも言及。「右打ちの一塁手で、併用要員以上の実力を備えた選手を。その適任は李大浩だろう。彼は契約に基づき今オフFAとなる」。マリナーズは再契約に動くことになりそうだが、出場機会が限られる起用法を李大浩がどう考えるかもポイントになりそうだ。

 来季もNPB出身の3人がそろってマリナーズでプレーオフ進出を目指すのか、それとも別の道を選ぶのか。オフの動きに注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY