記録ラッシュの2016年終了のイチロー、来季以降に見込まれる金字塔は?

積み重なる安打&打点記録と“最年長”記録

 イチローは怪我が少ないことでも知られるが、マーリンズに移籍後の2シーズンで296試合に出場。これはマーリンズ野手の中でもトップの数字だという。40歳の誕生日を迎えてからの出場試合数は、すでに439試合に達しているが、長いメジャーの歴史を紐解いても、イチローより多くの試合に出場しているのは、わずか12人だそうだ。気になる史上1位は、ピート・ローズで728試合。記事では、現在のペースで出場を続ければ「2018年までに射程圏」と予想している。

 もちろん、順調に出場を続け、今まで通りの活躍をすれば「メジャー通算安打数」も加算されていく。今季終了時点で、歴代24位のメジャー通算3030安打。歴代23位のロッド・カルーまで23本に迫っている。記事では、もしイチローが2017-18年も2015-16年と同じだけ安打を打てれば、歴代14位のカル・リプケンJr.の3184本を超えるという。

 そして、実は不名誉な記録も1つある。それが「ワールドシリーズ未経験者のメジャー出場試合数ランキング」に名前が載っていることだ。イチローは現在6位の2500試合で、来季中にはアンドレ・ドーソン(2627試合)を超えて、単独3位となる予定。こればかりは自分の成績だけでは変えられないが、1年でも早く終わらせたい記録だろう。

 1つ1つのプレーが記録につながる“生きるレジェンド”イチロー。来季以降もさまざまな金字塔が打ち立てられることになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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