ハム栗山監督、逆転許した守護神マーティン責めず「こういうこともあるさ」

指揮官「信頼している投手でもこういうことはある」

 マーティンは9月上旬に左足捻挫して離脱。12日の第1戦で復帰して1イニング3者三振に仕留めていた。

「試合から離れているところもあった。1年間やる中でこういうことがなかなかある投手ではない。(重盗など)足を使われるのは分かっている中で、自分をコントロール出来なかった。信頼している投手でもこういうことはある。この経験を次に生かしてくれると信じている」

 打線では大谷をリアル二刀流から中0日で3番スタメン起用。中田が6回に一時勝ち越しとなる左前適時打。本塁打王に輝いたレアードにも一時同点の特大1号ソロが飛び出した。勝ちパターンからの逆転負けのショックは小さくない。それでも、栗山監督は前を向く。

「明日から今日の悔しさを出せるようにするだけ」

 4年ぶりの日本シリーズ進出を目指す日本ハム。逆転負けのショックを引きずりたくないところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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