球場で開催 ゴルフと野球の垣根を越えたプロモーションイベント

野球のスタジアムで「ライダーカップナイト」開催

 2年に1度の欧米ツアー対抗戦「ライダーカップ」は9月27日から10月2日まで米国ミネソタ州のへーゼルティンナショナルGCで熱戦が繰り広げられた。

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野球スタジアムのターゲット・フィールドで開催された、「ライダーカップナイト」【写真:(C)PLM】

 その2週間ほど前に私はミネソタ州を訪れたが、空港に降り立つとターミナルにはライダーカップを宣伝するポスターが数多く貼られていた。MLBシーズンが大詰めを迎え、NFLシーズンが始まったミネソタ州でゴルフの風が流れていた。

 残念ながら私はライダーカップの会場へ足を運ぶことはできなかったが、9月20日にはミネソタ・ツインズとデトロイト・タイガース戦が行われるターゲット・フィールドを訪れた。この日、ゴルフとは全く関係のないはずの野球のスタジアムで「ライダーカップナイト」が開催されており、野球の現場でスポーツの垣根を越えて、ゴルフのビッグイベントを宣伝するプロモーションが行われた。

 球場には、訪れた野球ファンたちがライダーカップに触れることのできるブースを設置。さらに、ライダーカップを宣伝するトラックもスタジアム外に置かれ、ミニパットを体験できるコーナーも設けられていた。また、野球観戦に訪れたファンだけでなく、通りすがりの人も触れることのできるプロモーション活動をスタジアム外で行った。

 それ以外にも、限定グッズ付きのチケットが販売され、ミネソタ・ツインズの帽子にライダーカップのロゴを含んだアイテムが購入者に配布された。これらの売り上げの一部は、次世代や退役軍人へのゴルフ支援をする「PGA REACH」やゴルフ底辺拡大のためのプログラム「ザ・ファースト・ティー」に寄付されるようだ。

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