日ハム“奇襲オーダー”が初回から爆発 近藤適時打&レアード3ランで4得点

栗山監督「今までやったことのない打線」が的中

 日本ハムの栗山英樹監督の“奇襲オーダー”が初回から火を噴いた。

 初回。1番・西川が四球を選ぶなど2死一、三塁。ここで5番・近藤が千賀の初球、153キロ直球を左前へ打ち返した。このシリーズは2試合ぶり、3打点目となる先制打で、チーム2試合ぶりの先制点をもたらした。

 さらに、7番から6番へ昇格したレアードも続いた。2死一、二塁から千賀の甘く入ったフォークをジャストミート。左翼席中段へ飛び込む2試合連続の2号3ランを放った。「2ストライク目をフォークで空振りしてたから、頭にはあったよ。少し甘く入ってきたところをしっかり振り切れたね。流れを引き寄せる一本を打ててよかった」。中5日で登板した千賀から、いきなり4点を奪った。

 この日はポストシーズン2試合で計9打数無安打、5三振だったベテラン・田中賢介を5番から9番に下げた。栗山監督が「今までやったことのない打線」という打線の組み替えがバッチリとはまった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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