大谷翔平、日本Sは野手に専念か!? 指揮官「先発投手をやらなくていい…」

定石なら第1戦先発だが…「日本Sは先発投手をやらなくていいと言ってきた」

 順当なら指名打者制のない敵地・マツダスタジアムでの22日第1戦で先発させ、23日第2戦は代打での野手出場。本拠地・札幌ドームに戻る25日からは野手で出場し、シリーズがもつれれば、登板から中6日の第6戦で再び先発投手としてマウンドに上がることが予想される。だが、栗山監督は先発投手回避を視野に入れて、大谷の起用法を探っていくという。

「日本シリーズは連戦ではない。2日やったら1日休み。3日やったら1日休みになる。あとは思い切っていくだけ。日本シリーズは先発投手をやらなくていいと言ってきた。今日投げて体が張っているようだったら、別に日本シリーズで使わなくてもいいと。(CSでの起用法は)今置かれている状況を考えたら、ここだけは抜けないといけないと思ったので。こんな使い方は2度と、来年もしない」

 栗山監督は「二刀流・大谷」として、将来的に大リーグへ送り出すことを考えている。先発投手・大谷は10年ぶり日本一へ欠かせない戦力だが、何より故障させないことを第一に考えている。

「ああいう選手のために。十分によく頑張ったと思うから。日本シリーズに関しては、また1、2日かけて(考える)。状況を見て一から判断していきます」

 いくつもの「神采配」を演じてつかんだ日本シリーズ進出権。栗山監督が、キーマンとなる大谷をどのように起用していくか注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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