近年積極姿勢見せる日本ハム ここ10年のトレード数で最多&最少の球団は?

日本ハムを上回り12球団で最多となったのは…

 パ・リーグではやはり日本ハムの大型トレードが目立つが、最多はオリックスの26回で日本ハムの22回を上回った。放出した選手も最多の33人、獲得した選手も日本ハムと並んで最多タイの30人だった。

 オリックスは2013年1月に木佐貫洋投手、大引啓次内野手、赤田将吾外野手を日本ハムに放出し、代わりに糸井嘉男外野手、八木智哉投手を獲得した交換トレードが記憶に新しい。ここ10年間のトレード数はパ・リーグで最少のホークス(12回)の2倍以上となっている。

 また12球団で最少だったのは中日の8回。獲得、放出もともに最少の6選手だった。最近ではドラフト時に6球団の競合となり注目を集めた大場翔太投手を昨オフ、ソフトバンクから金銭トレードで獲得したが、今季は1軍登板がなく、入団1年で戦力外を通告する結果となっている。

 ここ10年の各球団のトレード総数と放出&獲得した選手数は以下の通り。(期間は2007年度~2016年度、選手数は最初が放出した選手数、最後が獲得した選手数)

〇セ・リーグ

DeNA(横浜) 21回 26選手、26選手
巨人 19回 24選手、21選手
阪神 13回 13選手、14選手
ヤクルト 11回 14選手、13選手
広島 9回 10選手、9選手
中日 8回 6選手、6選手

〇パ・リーグ

オリックス26回 33選手、30選手
日本ハム 22回 30選手、30選手
楽天   15回 11選手、15選手
西武   14回 12選手、13選手
ロッテ  13回 12選手、10選手
ソフトバンク 12回 16選手、14選手

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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