V奪還目指すホークスにのしかかる課題 「ポスト細川」は誰に?

注目の正捕手争い、「ポスト細川」を探る

 日本ハムに11.5ゲーム差をひっくり返され、世紀のV逸を喫したソフトバンク。昨季よりも2週間ほど早く、宮崎での秋季キャンプをスタートさせた。初日から投手、野手問わず、厳しいランニングメニューが課されるなど、ハードな練習を行い、V奪還に向け、汗を流している。

 その来季、ソフトバンクにのし掛かる「課題」がある。「ポスト細川」の育成である。

 今オフ。終盤戦に扇の要として出場していた細川亨捕手の退団が発表された。戦力構想から外れ、球団からバッテリーコーチ就任を打診されたものの、現役続行を希望。6年間在籍したソフトバンクを退団し、他球団移籍の道を選んだ。

 今季はケガなどで出遅れ、開幕はファームで迎えたものの、49試合に出場。高く評価されるリード面を武器に、徐々にスタメンの機会を取り戻し、クライマックスシリーズでは7試合中5試合で先発マスクをかぶっていた。

 戦力構想から外れたのは、若手捕手への世代交代のためだという。果たして来季は、誰が正妻の座につくのか。「ポスト細川」を探ってみたい。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY