カブスWS制覇はシカゴ市民の7割以上が観戦!? 米全国視聴率も01年以降最高に

俳優ビル・マーレイも「夢のようだ」

 サン・タイムズ紙は本拠地リグレー・フィールド周辺のファンが歓喜する写真付きで「Worth The Wait―待った甲斐があった」、レッドアイ・シカゴ紙はGreatest Of All Timeの頭文字とやぎの英単語をかけて「G.O.A.T」の見出しをつけてそれぞれ複数面にわたって大きく伝えた。シカゴ市内では号外を求める人々が出たそうで、一夜明けてもファンの熱狂は続いていた様子。

 長年のカブス・ファンとして有名で映画「ロスト・イン・トランスレーション」主演のハリウッド俳優ビル・マーレイ氏は、シカゴ地元紙に対して、「この日が来ることをずっと想像してきた。長かったが、本当に素晴らしいことが起きた。夢のようだ」と喜びを語った。

 USAトゥデー紙の調査によると、シカゴでは70%以上の市民が観戦したそうで、全国視聴率も2001年以降のワールドシリーズで最高となる平均25.2%を記録。カブスのワールドチャンピオンへの挑戦が改めて国民的関心事であったことを示した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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