参加にも低くないハードル 松坂が参加希望のプエルトリコウインターLとは

数々の名選手を輩出してきたプエルトリコ

 ロベルト・クレメンテをはじめ、バーニー・ウイリアムス、ホルヘ・ポサダ、カルロス・ベルトランなどなど、数々の名選手を輩出しており、2013年の第3回ワールドベースボールクラシックでは準優勝している。

 そこで冬に行われているのが「Liga de Beisbol Profesional Roberto Clemente」である。5球団が戦い、今季は10月27日に開幕。レギュラーシーズン終了は12月30日で、優勝チームは2017年2月1日から始まるカリビアンシリーズ(ドミニカ共和国、ベネズエラ、メキシコ、キューバの各WL優勝チームが戦う)に出場する。

 リーグのレベルは決して低くない。各チームのロースターの半数前後を、MLB球団所属の選手が占めている。バリバリのメジャーリーガーや、そうでなくとも3Aや2Aのマイナーリーグでプレーしていた選手たち。日本人選手の多くがマイナーリーグでプレーしてきたことを考えれば、そのレベルも分かるはず。オフシーズンの間のレベルアップの場として活用され、メジャーリーグへの登竜門として位置づけられているリーグである。

 また、プエルトリコ出身のメジャーリーガーが参加することも多く、かつては、レンジャースなどで活躍したイバン・ロドリゲスなども参加。今季のロースターの中にはカージナルスのヤディアー・モリーナ捕手の名前もある。また、巨人から平良拳太郎投手、高木勇人投手、岡本和真内野手が派遣されている。

RECOMMEND

CATEGORY