ダルビッシュ、レ軍低迷なら来夏トレードも 来オフFAで200億超の契約に!?

「もしも、レンジャーズが7月にプレーオフ争いから脱落していれば…」

 そして、今オフに契約延長とならなければ、チーム状況次第でレンジャーズは来季途中にダルビッシュ放出に動くという。

「もしも、レンジャーズが7月にプレーオフ争いから脱落していれば、彼らはダルビッシュ、ルクロイ、そして他の選手を移籍市場の締め切り時点でトレードに出し、人材確保のプロセスをスタートさせる必要がある。もしも、プレーオフ争いにいれば、この核となるグループが一緒に戦う最後のシーズンを無駄にするわけにいかない」

「ダラス・オブザーバー」の特集では、このように分析。もし前半戦でレンジャーズが優勝争いから脱落していれば、PO進出の可能性を残す他球団にダルビッシュ、ルクロイを放出して代わりに有望な若手を獲得し、再建策を進めることになるという。下位に沈むチームが契約最終年の大物選手をトレード期限までに放出し、代わりにプロスペクト(若手有望株)を加えるという“強化策”は、メジャーではほとんどの球団が取る手段だ。

 来季の先発ローテーションについて、記事では「怪我がなければ、レンジャーズの2017年の先発ローテーション3人は決まっている。ダルビッシュ、コール・ハメルズ、マーティン・ペレスが開幕シリーズ、インディアンス戦で先発することになる」と予想。ダルビッシュは絶対的なエースとして迎えるシーズンで、悲願の世界一を目指すチームを躍進へと導きたいところだ。

 レンジャーズの一員としてプレーオフのマウンドに立つのか、それとも“優勝請負人”としてシーズン中に他球団にトレードされるのか。残り1年となった契約状況も日本人右腕の動向に大きな影響を与えそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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