FA宣言のホークス森福、年俸1億円超えも“お買い得”なワケ

現時点でのFA宣言選手でCランクは森福だけ

 年俸上位には、推定4億円とされる和田毅、摂津正、松坂大輔をはじめ、五十嵐亮太、内川聖一、松田宣浩、柳田悠岐など大物がズラリと並んでいる。そんなソフトバンクだからこそ、森福ほどの実績を残し、高額な年俸の選手でも、補償不要で獲得出来る状況が生まれたのだ。

 年俸1億2000万円は、他球団にとっては決して安くない金額ではある。広島や中日などではAランクに該当する額だ。それでも、一切の補償が必要ない点は他球団にとっては魅力的なのだ。

 FAの申請期間は9日まで。森福のほか、西武・岸孝之、オリックス・糸井嘉男が既にFA権行使を表明し、DeNAの山口俊、日本ハム・陽岱鋼も行使が濃厚だとされている。

 ここに挙げた5選手の中で、Cランクは森福だけ。10日にFA宣言選手が公示され、11日から他球団との交渉が可能となる。左腕は他球団との交渉と並行し、ソフトバンクとの交渉も続けていくとしている。果たして、左キラーの変則左腕は来季、どこのユニホームを着ているだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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