新たな韓国人メジャーリーガー誕生か 昨オフ入札なしの野手が移籍再挑戦へ

近年の韓国人野手は「契約以上の働き」

 先月末には米メディア「ナックルボール」も同選手の米移籍の可能性に言及。メジャー挑戦を目指して肉体改造と打撃強化に努めてきたことを紹介し、メジャー球団からの注目が高まっている様子を特集で伝えた。

 同記事ではMLBスカウトの評価もレポート。「黄の特筆すべき能力は速球を打てることだ。彼はたやすく95マイル(約153キロ)以上の球を打ち返すだろう」とのコメントも紹介している。

 また、過去2シーズンで姜正浩(パイレーツ)、金賢洙(オリオールズ)、朴炳鎬(ツインズ)の3人の野手が韓国プロ野球(KBO)からメジャー移籍を果たしたことにも触れ、「3選手とも低い額で契約を結んだ。しばしば、彼らは契約以上の働きを見せた」と近年の韓国人野手のプレーを評価している。

 そのほか、韓国人選手では今季、元阪神の呉昇桓投手(カージナルス)、元ソフトバンクの李大浩内野手(マリナーズ)、秋信守内野手(レンジャーズ)、柳賢振投手(ドジャース)らがプレー。来季も新たな韓国人メジャーリーガーが誕生するのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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