侍J・小久保監督、第2戦も「4番・中田」明言 本人は無安打に「情けない」

中田は第1戦4打数無安打に「強引に打ちにいき過ぎた」

 10日、メキシコとの第1戦を3-7で落とした侍ジャパンの小久保監督が第2戦も中田翔(日本ハム)に4番を任せることを明言した。

 この日は相手投手陣が8四球と乱れる中、打線が5安打3得点にとどまり、敗北。タイムリーヒットは5回に5番・筒香嘉智(DeNA)が放った1本だけだった。

 小久保監督は試合後、「明日(11日)は打順は入れ替えるが、4番は中田」と明言。4番について「(筒香と中田は)どちらもふさわしい。両方ともタイトルホルダーですから」と付け加えた。

 この日、4打数無安打1四球に終わった中田は「情けないです」。初回は1死一、二塁で四球を選んでチャンスを広げたが、3回1死一、二塁では右飛、5回1死一塁では中飛、7回2死走者なしでは一邪飛、9回2死一塁では三ゴロに倒れた。

 4番を任されながら無安打に終わり「期待に応えることができずに悔しいです。全てのボールがツーシーム系で動いている。それをちょっと強引に打ちにいき過ぎた。もうちょっと冷静に打席の中で考えていければよかった」と反省。第2戦では指揮官の期待に応えたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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