「動く球」に苦しんだ侍J中田、第2戦も4番指名 「考え方」変えて雪辱へ

初戦無安打に「情けない」「反省点は見つかった」

 侍ジャパン日本代表の中田翔内野手(日本ハム)が10日のメキシコとの強化試合(東京ドーム)で「4番・一塁」でスタメン出場。4打数無安打1四球に終わり、「ちょっと残念ですね。情けない。点を取られたら取り返す戦いをしたかったけど。僕の力不足。受け止めるしかない」と悔しさをにじませた。

 初回1死二、三塁で四球を選び、続く筒香の先制押し出し四球を呼び込んだものの、3回1死一、二塁では右飛、5回1死一塁では中飛、7回2死走者なしでは一邪飛、9回2死一塁では三ゴロに倒れた。

「(メキシコの投手は)本当によく球が動いていた。強引に、というか、なんとなく打ってしまった。ただ、嫌な印象は持たなかった。みんな反省点は見つかったと思うし、明日(11日)に向けて考え方を変えないといけない」と振り返った。

 筒香嘉智ら強打者がいる中、小久保監督から4番に指名された。試合前のミーティング中に選手全員前で告げられ、「ちょっと差し込まれました」と苦笑いする。そして、こう続けた。

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