2017年度のパ日程発表 楽天が青森で主催試合、東北6県で開催は球団創設初

立花社長は「東北6県全てで開催は念願」、選手会長・銀次も「大変嬉しく思います」

 2017年度のパ・リーグの公式戦日程が11日に日本野球機構(NPB)から発表された。楽天は6月28日に青森・弘前でオリックス戦を開催。青森県での1軍公式戦は1988年以来29年ぶり、パ・リーグ主催試合としては33年ぶりとなる。

 その他、4月11日に福島・郡山で西武戦、5月17日に岩手・盛岡で日本ハム戦、同16日に秋田で日本ハム戦、6月6日に山形でDeNA戦が行われる。本拠地Koboスタ宮城のある仙台も含め、1軍公式戦を東北6県で開催することは球団創設以来初めてとなる。

 立花球団社長は「2017シーズン球団創設初・青森県で1軍公式戦を開催することとなりました。東北にある球団として、東北6県全てで1軍公式戦を開催することは念願であり、今回このような東北6県での1軍公式戦開催のチャンスをいただき、誠にありがとうございます。青森県では29年ぶりのプロ野球1軍公式戦開催ですので、共に、青森・東北を盛り上げていきましょう」とコメントした。

 また、岩手出身で選手会長の銀次内野手も「青森県の皆様の前で1軍公式戦が出来る環境が整ったことを、大変嬉しく思っております。多くの方のご尽力があり、実現できたことと思います。ご尽力いただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。これまではなかなかプロ野球を間近で見る機会が無かった皆さまに、野球の楽しさをもっと知ってもらいたいですし、『プロ野球選手になりたい』という夢を持つ子どもたちが増えてほしいと思っています。僕たちは、東北復興のために頑張っている皆様のためにも、全力プレーをお見せすることを約束しますし、見ていただく方々に、勇気や元気を届けられるよう、精一杯頑張ります。6月28日は、はるか夢球場へ足を運んでいただき、球場で応援してください。一緒に東北を熱くしましょう!」と話した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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