オリ新助っ人候補2投手が実戦で完璧投球 ヘルメン「次は156キロ出るかも」

指揮官も好感触「ベースの上で勝負できていた」

 助っ人候補の両右腕が好投を見せた。オリックスの高知・秋季キャンプに参加しているテスト生のカルロス・ピメンテル投手=パドレス傘下=、ゴンザレス・ヘルメン投手=ロッキーズ傘下=が12日の韓国・LG戦に登板。先発のピネンテルは最速148キロの直球とカットボール、チェンジアップを織り交ぜ3回無安打無失点、2番手として登板したヘルメンは最速150キロの力強い直球を武器に2回無安打無失点と好投した。

 韓国打線相手に完璧な投球を見せた両右腕に福良監督は「(ピメンテルは)まとまっているし四球で崩れることがないんじゃないか。楽しみだし、面白い。(メルヘンは)直球に力強さもあったし、チェンジアップも決め球として使えていた。2人ともベースの上で勝負できていた。次も投げさせます」と好感触を得た様子。再び17日に行われる韓国・LG戦に登板させることを明言した。

 地方球場独特の柔らかいマウンドでも十分に実力を発揮した助っ人候補。昨年は3Aで12勝(8敗)を挙げたピメンテルが「ゴロを打たせて取ることができたし、楽しめた。次はもっと良い結果を残せるように頑張りたい」と口にすれば、メジャー通算129試合に登板した実績を誇るメルヘンも「いいアピールができた。次は自己最速の97マイル(約156キロ)が出るかもね」と笑顔だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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