特大ソロ、天井二塁打、好走塁…大暴れの大谷翔平、来春WBCへ「いい経験」

天井二塁打に「打った瞬間の飛距離は十分」

 13日のオランダ戦で衝撃の“天井二塁打”を放った侍ジャパンの大谷翔平が強化試合4試合について「いい経験になった」と手応えを口にした。

 この日ベンチスタートとなった大谷は6点を追う7回に先頭・大野の代打で登場。141キロの直球をフルスイングすると、高々と上がった打球は東京ドームの天井の隙間に吸い込まれ、そのまま落ちてこなかった。

 ダイヤモンドを一周したが、審判団の協議の結果、二塁打に。侍ジャパンはこの一打をきっかけにこの回一挙6得点で同点とし、延長10回に鈴木(広島)の勝ち越し満塁弾で競り勝った。

 試合後、大谷は「(打席では)出塁することだけ考えた。それだけです」と振り返り、「打球は見えてました。打った瞬間の飛距離は十分。きれるかと思ったが、グラウンドインだったのでヒットだと思った。一応ホームまで走りましたけど。いい状態で打席に入れた」と充実の表情を浮かべた。

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