FAの上原浩治がイチローと同僚に!? 米メディアがマーリンズに獲得を“推薦“

上原が加入すればマーリンズでクローザー候補も?

 球団は、今季途中加入でセットアッパーやクローザーを務めたフェルナンド・ロドニーとの契約延長オプションをシーズン後に破棄した。ロドニーは今季、パドレスで28試合に登板して防御率0.31と圧巻の投球を見せていたが、マーリンズ移籍後は防御率5.89と大幅に悪化していた。さらに、本来のクローザーのA・J・ラモスも安定感を欠き、試合終盤に試合をひっくり返されることが多かった。抜群の経験を誇る上原が加入すれば、クローザー候補となる可能性もある。

 その他、ランキング1位に選出されたヨエニス・セスペデス外野手(メッツからFA)は5年1億2900万ドル(約141億円)の契約を手にすると算出され、「ベストフィット」にはメッツを含めた8チームが挙げられるなど、大争奪戦は必至。2位のエドウィン・エンカーナシオン内野手(ブルージェイズからFA)は5年1億2000万ドル(約131億円)で、ブルージェイズやヤンキースなど6チームが候補となっている。

 さらに、注目を浴びているクローザーの2人は、ケンリー・ジャンセン(ドジャースからFA)がランキング3位に入り、5年8750万ドル(約95億4000万円)でドジャースら6チームにフィットすると予想。アロルディス・チャップマン(カブスからFA)は5年9000万ドル(約98億円)で、ヤンキース、カブスといった今季所属チームを含めた6チームが「ベストフィット」とされた。

 来季、上原がイチローと同じチームでプレーする可能性はあるのか。今後の動向から目が離せない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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