オリックスは近年稀に見る“助っ人外れ年” 自称166キロも「糸井2世」も不発

中日とDeNAでタイトル獲得のブランコは期待を裏切る

◯ブライアン・ボグセビック
米国出身走攻守でレベルが高く、投手出身の左打ちで加入当初は「糸井2世」の呼び声が高かった。開幕戦は5番に座ったが、打撃の調子は上がることはなかった。通算60試合出場、打率.187、3本塁打、18打点、3盗塁。

◯ブレント・モレル
米国出身。開幕戦は4番を務め、主に三塁手として出場したが、打撃不振などで3度抹消を経験。シーズン終盤には日本球界に対応を見せ始め、球団は大幅減で契約する方針。通算94試合出場、打率.244、8本塁打、38打点、2盗塁。

◯トニ・ブランコ
ドミニカ共和国出身。中日で09年に39本塁打、110打点で2冠に輝き、13年にはDeNAで2度目の打点王(136打点)に。14年オフに2年5億円の破格の契約でDeNAから移籍。体重増が止まらず度重なるケガに悩まされ、15年は52試合出場、今季は27試合出場と期待を裏切り退団となった。通算750試合出場、打率.272、181本塁打、542打点。

◯マット・クラ ーク
米国出身。中日時代の13年は132試合に出場し25本塁打をマークした左の大砲。シーズン途中に加入したが、過去の打撃を取り戻せず、わずか11試合の出場に終わった。通算143試合出場、打率.234、27本塁打、74打点。

◯パット・ミッシュ
米国出身。来日初登板となった4月9日のソフトバンク戦(鹿児島)で初球にボークを取られる珍記録を作った。通算3試合に登板、0勝1敗、防御率8.44。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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