各球団発表、11月25日の契約合意、支配下契約、FA契約締結合意は?

日ハムの助っ人右腕2人が残留

 日本ハムは25日、ルイス・メンドーサ投手、クリス・マーティン投手と2017年シーズンの契約が合意に達したと発表した。メンドーサは3年目の今季、22試合登板で7勝8敗、防御率3.88。日本シリーズ第5戦では好リリーフでチームを救った。1年目のマーティンは中継ぎとして開幕を迎えたが、増井の不調でシーズン途中から守護神として活躍。52試合登板で2勝0敗21セーブ19ホールド、防御率1.07の好成績で、日本一に大きく貢献した。

 ヤクルトは、楽天を戦力外となった榎本葵外野手の獲得に関して、基本的合意に至ったと発表。10年ドラフト4位指名で楽天入りした榎本は、今季は育成選手として再出発し、2軍で60試合に出場、打率.287、1本塁打、16打点の成績。しかし、オフに戦力外通告を受け、11月12日に12球団合同トライアウトを受験していた。背番号は「64」。

 中日は、秋季キャンプにテスト参加していた前楽天の岩崎達郎内野手が、来季から育成選手としてプレーすることが決まったと発表した。06年の大学生・社会人ドラフト5位で中日に入団し、13年に金銭トレードで楽天に移籍。今季終了後に戦力外通告を受けていた。5年ぶりの中日復帰となる。また、育成選手の三ツ間卓也投手と来季から支配下選手として契約することもあわせて発表。右腕は15年の育成ドラフト3位で入団し、1年目の今季はウェスタンリーグで35試合登板、5勝2敗2セーブ、防御率2.19と好成績を収めていた。

 さらに、オリックスからFA宣言し、阪神入りが発表されていた糸井嘉男外野手は、FA宣言選手契約締結合意としてコミッショナー公示された。糸井はこの日、大阪市内のホテルで入団会見を行い、背番号「7」のユニホーム姿を披露。「トップに立つために、監督を胴上げするために一つでもチームに貢献したい。金本監督も阪神に移籍してからキャリアハイというのを出されてると聞いたので、僕もキャリアハイを常に目指して頑張って行きたい」と話した。

■セ・リーグ

【阪神】
糸井嘉男外野手 FA宣言選手契約締結合意

【ヤクルト】
榎本葵外野手 契約基本的合意

【中日】
岩崎達郎内野手 育成契約で入団
三ツ間卓也投手 支配下契約

■パ・リーグ

【日本ハム】
ルイス・メンドーサ 契約合意
クリス・マーティン 契約合意

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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