WBCベネズエラ代表は先発も豪華! 代表監督が予想ローテを発表

右手骨折のカラスコは「WBCには間に合う」

 ヘルナンデス以外の3投手は、実現すればいずれも初出場。今季インディアスのア・リーグ優勝に貢献した右腕カラスコは、今季は11勝8敗で防御率3.32、2年連続2桁勝利をマークした。9月中旬に右手骨折が判明し、プレーオフを前に戦線離脱したが、ベネズエラの地元紙「リデル・エン・デポルテス」によれば、カラスコと話をしたビスケル監督は「WBCには間に合うと言っていた」と話したそうだ。

 レンジャーズの左腕ペレスは2014年に通称トミー・ジョン手術を受けるも、復帰後2年目に当たる今季は自身2度目の10勝をマーク。小柄ながら150キロを超える速球はよく動き、大きく曲がるカーブが武器。レッドソックスの左腕ロドリゲスは、本来は右利きながら野球を始めた時に右腕を骨折していたため左で投げるようになったという変わり種。2014年のシーズン途中にオリオールズからレッドソックスへ移籍。左腕アンドリュー・ミラー(インディアンス)との交換トレードだったが、レッドソックスがロドリゲス獲得を強く希望したとされるほどの有望株だ。

 出場ロースターの予備登録期限が近づく中、各国代表のメンバーが次第に明らかになりつつあるが、第4回大会は過去最高レベルのトップ選手たちが会する大会になりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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