ダルビッシュのレ軍、MLB屈指の先発ローテに? 補強へ「完璧なタイミング」

ゴメス残留なら動き加速? メジャー屈指の左腕獲得も

 また、アーチャーは先発としてはリーグでも有数の剛腕投手だけに、ダルビッシュが来オフに移籍した場合の“後釜”としても計算できる。ダルビッシュは来季終了後に6年契約が満了してFAとなるため、大争奪戦となることが必至。チームはエース右腕の流出阻止のために今オフの契約延長を目指す方針だが、交渉がまとまらなければ2018年以降も残留させられるかは未知数となっており、アーチャーを獲得できればメリットは大きい。

 また、記事では「8月に加入したカルロス・ゴメスとの再契約が行われれば、ダニエルズGMは有望株を駒にしてのトレードで先発投手の獲得に動くだろう」とも分析。ゴメスを外野のレギュラーとして使うことで、“余剰”となる若手選手を使ってトレードが可能となり、先発投手補強への動きが加速することになるという。

 レンジャーズは、アーチャーと同じようにトレード放出候補となっているメジャー屈指の左腕、クリス・セール(ホワイトソックス)の獲得を目指しているとも伝えられている。どちらを獲得しても、先発ローテはメジャートップクラスの陣容になるだけに、実現するか注目が集まるところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY