ハム中田翔が契約更改へ、3億円の大台到達&チーム最高額堅守なるか

2年ぶり打点王&日本一貢献

 日本ハムの中田翔内野手が12月1日に札幌市内の契約更改の交渉に臨む。今季は141試合出場し、打率.250、25本塁打で自己最多110打点をマーク。3年連続の100打点超えで2年ぶりの打点王にも輝いた。チームの4年ぶりのリーグ優勝、10年ぶりの日本一に貢献。またオフには一塁手部門のベストナイン、ゴールデングラブ賞も獲得している。

 これまでに「ふがいない」と話し、個人成績には納得していないようだが、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも侍ジャパンの主砲と期待されている存在。リーグを代表する強打者へと成長した27歳は今季年俸もチームトップの2億4500万円だった。ここでプロ入りからの年俸の推移を見てみたい。

2008年 1500万円
2009年 1200万円
2010年 1200万円
2011年 1800万円
2012年 4500万円
2013年 8500万円
2014年 1億5000万
2015年 2億円
2016年 2億4500万円

 栗山英樹監督が就任し、4番を任されて以降、大幅に年俸をアップさせている。今季も不動の4番として引っ張っただけでなく、チームもリーグ優勝、日本一を達成。さらに、順調にいけば来季中に国内フリーエージェント権を取得する。それだけに、今オフの交渉では3億円の大台到達に期待がかかる。

 2015年オフの交渉では希望額の3億円に届かず、「思ってた希望額とは違いましたけど、インセンティブ(出来高)の条件が良かった。全部を取ってやろうと思います」と話していた。

 大谷翔平の契約更改は12月上旬に予定されており、年俸チームトップを堅守するかにも注目が集まる。中田が納得の表情で判子を押すのか注目だ。

※金額は推定。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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