投打で躍進、WベストナインにMVP…大谷翔平の驚異能力に米国の期待も沸騰

フォークは「ホームプレート上で“テーブルから落ちる”よう」

 大谷が165キロを計時したこと、また「ホームプレート上で“テーブルから落ちる”ように見える」フォークを操ることにも言及。そんな右腕について、前出のスカウトが打者としても評価し、「パワーは成長してきている。彼は目も良いしね。適応するためには、投球よりも打撃の方が多くの時間を要するだろうが、彼は素晴らしい才能を持っているよ」と語っていることも伝えている。

 二刀流の活躍によるMVP受賞直後には、米ヤフースポーツが「前代未聞の栄誉」と称賛。プエルトリコやメキシコなどのメディアもその偉業を称え、速報するなど、その衝撃は海の向こうにも十分に伝わっている様子だ。

 昨季は投手3冠、今季は投手として3年連続2桁勝利、打者として100安打、20本塁打超えを達成。投球回、打席ともに規定には届かなかったが、防御率1.86、打率3.22、出塁率.416といずれも驚異的な数字を残したことで注目度はさらに高まっている。投打ともにメジャーで通用するとの評価が寄せられている22歳。米国内でも大谷に関する報道は加熱するばかりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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