新ルールが大谷翔平の早期MLB移籍阻む? 米記者「2019年まで来ないだろう」

新労使協定が早期移籍実現の妨げに? 米複数メディア&地元記者が速報

 日本ハムの二刀流右腕、大谷翔平が3年後の2019年までメジャー移籍に踏み切らない可能性を複数の米メディアや地元記者が速報している。米大リーグ機構と選手会が新たに合意に達した労使協定の内容を受けてのもの。

 これまで早くて来オフのメジャー移籍の可能性を報じられてきた22歳。しかし、新労使協定の一部項目が早期の移籍実現の妨げとなると、米複数メディアが反応した。CBSスポーツ電子版は「なぜ新労使協定は日本の天才、ショウヘイ・オオタニのMLB行きを遠ざけるのか」との見出しで特集記事を掲載。各記者の速報ツイート等を紹介しながら、「新労使協定は海外FA選手の契約システムに関して、いくつかの問題を引き起こすだろう」、「新労使協定により、世界で最も優秀な選手に一人である、二刀流のショウヘイ・オオタニの米国行きが遠ざかるだろう」とレポートした。

 米ヤフースポーツは、メジャー球団が海外から25歳未満の選手を獲得する場合のボーナス・プールの上限が500万ドル(約5億7000万円)になるという新ルールが設けられたことが大きなネックになるとレポート。ボーナス・プールは他球団とのトレード等で金額枠が動かせるが、上積みできても最大で1000万ドル(約11億3000万円)。大谷は今年7月5日に22歳となったばかりで25歳を迎える2019年までは大型契約は結べないことになるという。現地メディアではこれまで総額3億ドル(約342億円)の超大型契約となる可能性も伝えられていただけに、この新ルールにより移籍のタイミングが早くても3年後となるとの見方が示されている。

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