ロッテ井口が4500万減の1億3500万円で更改 来季球界最年長も「年考えない」

12月4日に42歳の誕生日も「うれしいものではない」

 球界最年長野手の井口資仁内野手が3日、ZOZOマリンスタジアムで単年、4500万円ダウンの1億3500万円(金額は推定)でサインした。42歳の誕生日(12月4日)を目前にしての更改。中日・岩瀬とともに球界最年長選手としてシーズンを迎える来季に強い意気込みを見せた。

 今季は昨年より出場試合数は減ったが、打点は28から34に。「もっともっと貢献して、出る機会を増やしたい。全ての選手がスタートから最後まで1年間出るつもりでいる。自分もその準備を怠りなくやりたい」と話した。残り7本に迫る日米通算300本塁打(※現在はNPB249本、MLB44本の計293本)達成にも意欲を見せた。

 話題は自然と年齢の話にも及んだが、「誕生日は嬉しいものではないし、だいぶ白髪も増えたが、グラウンドでは年は考えない。ケガせずしっかりチームの勝ちに貢献したい」と井口。不惑を過ぎてのモチベーションを問われ、「みんなに負けたくない気持ちと、純粋に野球が大好だから」と若さの秘訣を語った。

 熊本地震で被災した宇土市の市庁舎再建をネットで呼びかけ、600万円余りが集まり、自身の義援金400万円弱を加えて1000万円をこの19日に同市を訪れて寄付することを明らかにしており、社会貢献にも熱心な頼れる超ベテラン。例年通り1月早々からチームメートの清田らと沖縄自主トレをスタートする予定だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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