西武ドラ1多和田は800万円増 「プロ意識が足りなかった」序盤から持ち直す

2300万円で契約更改、「すべての面において、プロとアマチュアとの差を感じた」

 6日、ドラフト1位ルーキー・多和田真三郎投手が初の契約更改に臨んだ。「前半戦があまり良くなかったので、自分としては、もっと勝てたなという気持ちはあります」と反省も、800万円アップの2300万円提示に笑顔を見せた。

 プロ初登板・初先発の日本ハム戦(5月14日)で、3者連続押し出しを記録するなど、序盤は持ち味を発揮できず苦しんだが、8月11日の日本ハム戦で完封勝利を挙げたのを機に、勝ち星を積み上げた。18試合で7勝5敗、2完投、1完封、防御率4.38だった。

 プロ入り前に痛めていた肩の影響で出遅れた部分はあったものの、序盤戦結果が出なかったのは「プロの意識が足りなかった」。先輩のトレーニング法、調整法から学び、「ブルペンに入る回数を増やした」ことが、後半戦の活躍につながったのだと、プロ1年目のシーズンを振り返る。「すべての面において、プロとアマチュアとの差を感じました」と話した。

「来年は、岸さんが抜けるので、その穴を少しでも埋めて、しっかりチームの優勝に貢献できるように頑張りたい。まずはローテーションを勝ち取り、一年間投げ切る。そして、2桁を目指して頑張ります」さらなる活躍を誓った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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