楽天・則本が“野茂超え”! 7戦連続2桁奪三振のプロ野球新記録樹立

2回2死から5者連続三振奪うなどまたも2桁Kで日本新記録!

 楽天の則本昂大投手が1日の本拠地巨人戦で7試合連続2桁奪三振のプロ野球新記録を打ち立てた。8回に坂本からこの日10個目の三振を奪い、2桁奪三振に到達。野茂英雄氏が近鉄時代の1991年に記録していた6試合連続を超えた。

 右腕は0-0の2回2死満塁の場面で小林からこの日初めて三振を奪うと、3回は脇谷、立岡、坂本と三振に斬り、4回先頭のマギーまで5者連続で三振に仕留めた。直後、村田に先制の2ランを浴びたが、その後は力投を見せ、6回には先頭の阿部からこの日7個目の三振を奪う。

 すると打線が6回にアマダーの同点2ラン、岡島の勝ち越し三塁打で逆転に成功。則本もその援護に応え7回に2つの三振を奪って日本記録に王手をかけると、8回先頭の坂本から10個目となる三振をマークし、日本新記録を打ち立てた。さらにマギー、阿部も三振に仕留め、この回圧巻の3者連続三振で12奪三振とした。

 今季は3試合目の登板となった4月19日の西武戦で10三振を奪って以降、6戦連続の2桁奪三振をマークし、野茂氏の持つ日本記録に並んでいた。右腕のここまでの2桁三振は以下の通り。

4月19日 10奪三振(西武戦 8回自責3、勝敗付かず)
4月26日 10奪三振(ロッテ戦 7回自責1○)
5月3日 12奪三振(オリックス戦 8回自責2○)
5月10日 12奪三振(ロッテ戦 9回完封○)
5月17日 12奪三振(日本ハム戦 7回自責5○)
5月25日 10奪三振(オリックス戦 8回自責点1〇)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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