オリ福良監督、8回144球も黒星の西に「責任を持って投げてもらわないと」

オリックス・福良淳一【写真:荒川祐史】
オリックス・福良淳一【写真:荒川祐史】

序盤に4失点の右腕に辛口評価「勝負にいったボールじゃない」

 オリックスは打線が沈黙し、連勝は3でストップした。4日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。ソフトバンク先発の石川の前に7回途中までノーヒットに抑えられ、今季6度目の零封負け。福良淳一監督は「(石川は)球持ちが良かったかな。中継ぎの時とは違ったイメージだった。真っすぐを弾けなかった」と脱帽した。

 先発の西は2回、先頭のデスパイネに四球を与えると、中村晃の右前安打で1死一、三塁に。ここで上林に中犠飛を打たれ、先制点を与えた。3回には今宮、デスパイネの左前安打で2死一、二塁とされ、松田に3ランを被弾。序盤に4点を失った右腕に対し、指揮官は「腕も振れていなかったし、かわそうかわそうとし過ぎている。(ホームランも)勝負にいったボールじゃない」と厳しく指摘した。

 結局、西は8回までマウンドに立ち続け、144球で投げ抜いて6安打3四球で4失点。今季4敗目となった右腕の8回までの続投について「先発で調整してきたわけだから、責任を持って投げてもらわないと」とした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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