田中将大、3連勝→乱調7失点 NYメディア辛辣「恐怖のタナカがまた出現」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

5回途中7失点で11敗目、突然の乱調に酷評「タナカが巨大な後退」

 ヤンキースの田中将大投手は8日(日本時間9日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発し、5回途中8安打7失点7奪三振無四球の乱調で11敗目(11勝)を喫した。自身3連勝と状態を上げていたはずが、突然の乱調。地元メディアは「恐怖のタナカがまたしても登場」と批判の声を上げている。田中は8月2日(同3日)のタイガース戦以来の黒星。ヤンキースは5-11で敗れた。

 8月の4試合は2勝1敗、防御率2.63とエースらしさを示していた田中が突如炎上した。2回に4点リードをもらったが、レンジャーズ打線に打ち込まれ、よもやの7失点。5回は先頭から4連打を浴び、1アウトも取れずにマウンドを降りた。

 今季、7失点以上を喫した試合は4度目。突如乱れた背信のエースに厳しいニューヨークメディアは辛辣だった。「マサヒロ・タナカが巨大な後退で、ヤンキースはレンジャーズに11-5で敗れる」と報じたのは地元紙「デイリーニュース」だ。

 記事では「恐怖のタナカがまたしても出現した。今回はテキサスで、だ」とまるで災厄のように報じている。試合前に4.54だった防御率が、4.82に膨れ上がったデータも紹介した。「プレー・オブ・ザ・ゲーム」というコーナーでは、この試合の勝敗を分けたワンプレーについて、2回にマザーラにライトスタンド2階席まで運ばれた、田中の高めに浮いたボールが不名誉にも選出されている。

「元エースは5回までもたなかった」

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