牧田和久、ピンチで登板し完璧火消し 3戦連続無失点でメジャー初ホールド

完璧な火消しで勝利に貢献したパドレス・牧田和久【写真:Getty Images】
完璧な火消しで勝利に貢献したパドレス・牧田和久【写真:Getty Images】

パーラは129キロの速球で空振り三振、パドレスはそのまま3点差で勝利

 パドレスの牧田和久投手が10日(日本時間11日)、敵地ロッキーズ戦に2番手で登板。先発投手の後を継ぎ、無死一、三塁のピンチでマウンドに上がったが、打者3人を難なく打ち取る完璧投球。3点のリードを守った。パドレスはそのまま5-2で勝利。牧田はメジャー初ホールドをマークした。

 パドレスは初回に2点を先制されるも、3回、5回と1点ずつを奪い同点に。7回には3点を勝ち越した。その裏、2回以降は好投していた先発ルケシーが先頭アレナドに三塁打を浴び、ストーリーには四球を与えて無死一、三塁のピンチを招く。ここで牧田がマウンドに上がった。

 まずはデズモンドを右飛。三塁走者のアレナドはスタートを切りかけたが、タッチアップしなかった。続くパーラの打席でストーリーに二盗を許すも、パーラは80マイル(約129キロ)の速球で空振り三振。さらに、バライカは初球の69マイル(約111キロ)で一邪飛に仕留めて、見事な火消しを見せた。

 牧田は3試合連続無失点で防御率1.80。この日は10球を投げてストライクは実に9球だった。

(Full-Count編集部)

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