ハム斎藤佑「下がりました」 6年連続ダウン更改「納得いくシーズンじゃない」

契約更改に臨んだ日本ハム・斎藤佑樹【写真:石川加奈子】
契約更改に臨んだ日本ハム・斎藤佑樹【写真:石川加奈子】

今季は3試合登板で0勝1敗&防御率7.27、ドラ1吉田は「今からライバル」

 日本ハムの斎藤佑樹投手が30日、札幌の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1830万円から6年連続ダウンでの更改となった。

 契約更改を終えた斎藤は、金額は明らかにしなかったものの「下がりました」と話し、「結果としては全く納得のいくシーズンじゃなかった」と今シーズンを回顧。プロ8年目の今季は、3試合に登板して0勝1敗、防御率7.27の成績だった。4月7日ロッテ戦で今季先発したものの、8四死球と制球を乱して4回途中1失点で降板。2度目の先発となった6月12日阪神戦では4回8安打7失点(自責6)と打ち込まれて負け投手になった。今季最終登板となった10月2日西武戦ではリリーフ登板して1回を無失点に抑えた。

 球団からは「期待している」と声をかけられたといい、「こうしてチャンスをいただけるので1勝でも1イニングでも多く恩返しできるよう頑張っていきたいです。来年のために準備したいです」と来季復活へ意欲。「日本一になるために戦力として貢献できるようしっかりやります」と誓った。さらに、かつて自身がつけていた「18」を背負うドラフト1位の吉田輝星については「今からはライバルになるので、何か言う必要ないと思います。しっかり負けないよう頑張りたいです」と話した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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