楽天、本拠地の改修計画を発表 球団創設15周年、タワー型観戦スタンド新設

楽天が本拠地「楽天生命パーク宮城」のスタジアム改修を発表【画像提供:東北楽天ゴールデンイーグルス】
楽天が本拠地「楽天生命パーク宮城」のスタジアム改修を発表【画像提供:東北楽天ゴールデンイーグルス】

座席のリニューアル、ファールエリアにも天然芝

 楽天は22日、本拠地楽天生命パークを改修すると発表した。今季は球団創設15周年となるため、より多くのファンに楽しんでもらえるボールパークを目指すとしている。

 改修概要は以下の5点となる。

・イーグルスタワーが新登場
 内野1塁側後方に4階建タワー型観戦スタンドが登場。1階はルーム、2、3階はデッキ、4階はスタンドと1階から4階まで異なるスタイルの観戦席となっており、2019年5月から使用開始となる予定。

・1塁側フィールドシートエリアのリニューアル
 1塁側フィールドシート最前列のエキサイティング・フィールドシートが「ヴィクトリー・フィールドシート1塁側」に。楽天が勝利した際はフィールド内に入り、選手とハイタッチができる席となる。また可動式屋根がついたボックスシート「フィールドボックス6」、個室タイプの観戦席「フィールドルーム」なども誕生する。本拠地開幕戦となる4月2日の日本ハム戦から使用開始。

・外野レフトホームランボックスのリニューアル
 外野レフトと外野ライトのEウィングがリニューアル。「外野レフトホームランボックス」は8人掛けから6人掛けに。外野レフトとライトの最前列にあった「Eウィング」には指定席エリアを拡大。外野ライト後方の芝生敷き「ピクニックボックス」は外野レフト・ライトのフィールドに近いエリアに増席する。使用開始は本拠地開幕戦の4月2日の日本ハム戦。

・内野1塁側・3塁側防球ネットの改修
 内野1塁側と3塁側の防球ネットを、グラウンドから高さ約1.6mまでかさ上げし、両フィールドシートエリアのネットはグラウンド境界ラインまで移設。内野エリアの防球ネットの幅をこれまでの1.8mmから1.2mmに変更しネットの支柱の数を削減する。4月2日の日本ハム戦から使用開始。

・内野グラウンド(ファールエリア)天然芝化
 インフィールドのみに導入していた天然芝をファールエリアにも導入し、選手負担を軽減させる。4月2日の日本ハム戦から使用開始。

 楽天の2019年シーズンの観戦チケットは2月11日から発売が開始される。

【画像】タワー型観戦スタンドを新設 楽天が球団創設15周年で「楽天生命パーク宮城」の改修概要を発表

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