ア軍メルビン監督が俊足巧打の日ハム西川を絶賛 「あの中堅手は最高だった」

18日の日ハムとのプレシーズンゲームで指揮を執ったアスレチックスのボブ・メルビン監督【写真:Getty Images】
18日の日ハムとのプレシーズンゲームで指揮を執ったアスレチックスのボブ・メルビン監督【写真:Getty Images】

両軍のプレースタイルを比較「まったく正反対」

 アスレチックスは18日、東京ドームで行われた「2019 MGM MLB 開幕戦 プレシーズンゲーム」日本ハム戦を6-6で引き分けた。4点を追う9回に昨季本塁打王クリス・デービスの3点弾、土壇場で同点に追いつく粘り強さを見せた。

 アスレチックスは2回にピスコッティのソロ弾で先制。9回にはデービスが3点アーチを掛けるなど、この日挙げた6点のうち4点がホームランによるものだった。一方、日本ハムは5回に中島卓也が決めたスクイズのように、バントや足を絡めた攻撃で1つ前の塁を狙う姿勢で得点機を生み出した。

 試合後、会見室に登場したボブ・メルビン監督は、両軍のスタイルについて「まったく正反対だった」と表現。「我々は試合の最後に見せたようにパワーがあるし、彼らは四球を選んだり、球数を投げさせたり。足も使ったり、バントを仕掛けたり、常に試合を動かそうとしていた。両方のスタイルが出たので、引き分けという形になったのだろう」と、独自の見解を示した。

 さらに、日本ハムの印象を問われると、ある選手を絶賛した。中堅手・西川遥輝だ。

「上位打線、1~4番は非常に素晴らしい。右翼手(大田)はいいプレーをしていたし、あの中堅手(西川)は最高だった」

 メルビン監督は「terrific(最高・素晴らしい・ひどくいい)」という英単語を使って高評価。「彼は足も光っていた」と、この日、2安打1盗塁1得点の働きをした西川を称えた。

 3月には侍ジャパンに初選出された韋駄天外野手が、メジャー監督にも大きな印象を残したようだ。

(Full-Count編集部)

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