「お前の態度が悪いからだ」 WS第5戦で球審が捕手に立腹、故意にボール判定?

ナショナルズのヤン・ゴームズ(右)【写真:Getty Images】
ナショナルズのヤン・ゴームズ(右)【写真:Getty Images】

球審のバークスディル氏は、三振と判断して立ち上がったナ軍捕手ゴームズに立腹

■アストロズ 7-1 ナショナルズ(ワールドシリーズ・日本時間28日・ワシントンDC)

 アストロズが7-1でナショナルズに快勝し、世界一に王手をかけた27日(日本時間28日)のワールドシリーズ第5戦で球審を務めたランス・バークスデイル氏の判定が「ひどかった」と米メディアが伝えた。米テレビ局「NBCスポーツ」は「ストライクゾーンの判定が大きな話題になった」として詳細を伝えた。

 記事は「試合が7-1というスコアだったので勝敗には影響していないが、バークスデイル氏の判定はひどかった」と酷評。さらに「彼がストライクのコールをしなかったのはナショナルズの捕手ヤン・ゴームズの態度が悪かったからである」と伝えた。

 「NBCスポーツ」が問題のシーンとして取り上げているのは6回のアストロズの攻撃。ナショナルズのタナー・レイニー投手がカウント2-2からアストロズのマイケル・ブラントリー外野手に投げた1球だった。記事は「その投球はストライクゾーンの低めをついて、ストライクだったことはかなり明らかであり三振になるはずだった」と指摘。さらに「その直後にゴームズは他の多くの捕手がするように、立ち上がったように見えた。しかし、バークスデイルはボールと判断した」と伝えた。

 記事によると、ゴームズが「なぜだ」と聞いたとき、バークスデイルは「お前の態度が悪いからだ」という意味の言葉を言ったという。ゴームズがその投球をストライクと決めつけた態度が審判へのリスペクトを欠いたものだったとしたという。

 記事は「球審がミスを犯して、ストライクとボールの判断を間違うのも良くない」とした上で「判断ミスを捕手のせいにして、気分が悪いからストライクにしなかったという意味の言い方をすることはもっとひどい」と断じている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY