【プレミア12】侍Jの決勝進出決定、宿敵・韓国と激突! 2日連続の日韓戦へ稲葉監督「総力戦に」

侍ジャパン・稲葉篤紀監督と韓国代表のキム・ギョンムン監督【写真:Getty Images】
侍ジャパン・稲葉篤紀監督と韓国代表のキム・ギョンムン監督【写真:Getty Images】

韓国がメキシコに勝利して決勝の日韓戦が決定、16日もスーパーR最終戦の韓国戦

「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)は15日、東京ドームでスーパーラウンドの韓国-メキシコ戦が行われ、韓国が7-3でメキシコを破った。韓国は決勝進出(17日)を決め、今大会のアジア最上位国(開催国の日本を除く)に与えられる東京五輪出場権を獲得。さらに、野球日本代表「侍ジャパン」も決勝進出が確定した。両国は16日のスーパーラウンド最終戦でも対戦するため、2日連続で日韓戦が行われることになった。

 日本と韓国はともに3勝1敗に。一方、韓国に敗れたメキシコは3勝2敗となった。16日の日韓戦で敗れた方は3勝2敗でメキシコと並ぶことになるが、どちらも直接対決で勝っているため、日韓両国の決勝進出が確定。メキシコは3位決定戦に回る。

 日本はプロ選手が参加した2000年のシドニー五輪から、WBC、五輪、プレミア12の韓国戦は17試合を戦って7勝10敗。2009年の第2回WBC決勝でイチローの決勝打で勝利し、世界一に輝いた試合の印象も強いが、トータルでは負け越している。2015年の第1回プレミア12では、オープニングラウンドで快勝し、準決勝でも対戦。大谷翔平が7回無失点と快投するなど試合を優位に進めたが、3点リードの9回に逆転されて決勝進出を逃した。主要大会ではそれ以来の対戦で、“リベンジ”がかかる。

 稲葉篤紀監督は16日の試合に向けて「(投手陣を)見せるのか見せないのかも含めて明日は考えます」と話し、打者についても「打席もなかなか出せてない選手もいるので、そういうとこも考えて」と考えを明かした。さらに「決勝は当然、総力戦になる」と覚悟。宿敵を下しての世界一を誓っていた。

○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月17日(日)「決勝」

(Full-Count編集部)

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