清原和博氏、まさかの“死球”にファン喝采! 野球教室で1406日ぶりバットスイング

バットスイングを披露した清原和博氏【写真:編集部】
バットスイングを披露した清原和博氏【写真:編集部】

清原氏は背番号5&長渕剛「とんぼ」での登場、キャッチボールでは野球少年イジり倒す

 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を記録した清原和博氏が17日、沖縄・浦添市の「ANA BALL PARK 浦添」で「FM沖縄 開局35周年記念 ドリームマッチ」に参加。2016年5月に覚せい剤取締法違反罪で懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原氏がユニホーム姿を見せるのは逮捕後初。注目の背番号は巨人、オリックス時代に背負った「5」を付けた。

 浦添市の少年、少女14チームに向けた野球教室では久々のバットスイングを披露した。大歓声を受けて打席に入ると、野球少年が投じた球に自ら当たりに行く“死球”に。歴代最多196死球を記録したスラッガーのお茶目な一面にスタンドも大笑いだった。その後はファウル、ファウル、遊飛。立浪和義から「スイングが速いから打球が潰れる」とアナウンスで同情された後に、左前へ快音を飛ばした。スタンドの観客も唸る一打だった。

 キャッチボールではファーストミットを持って登場。捕球を試みる野球少年のベルトをつかんで“邪魔”。野球少年を羽交い締めにして捕球を試みるなど、「球界の番長」として沸かせた現役時代を彷彿させる“大暴れ”指導を行った。どこか懐かしい光景にPL学園の後輩にあたる立浪和義氏も笑顔。それでも、野球少年から「清原さんに教えて欲しい」との声が飛ぶなど人気は健在だった。

 清原氏がユニホーム姿を見せたのは2016年1月11日の名球会イベント以来1406日ぶり。「FM沖縄」のコーポレートカラーであるブルーのユニホームで登場した。清原氏にとって5番は西武から巨人へFA移籍した1997年から付け、オリックスへ移籍した06年から着用。現役12年間に渡って付けてきた。西武時代、名球会イベントで付けていた背番号3は立浪氏が付けた。清原氏は歌手・長渕剛の名曲「とんぼ」に乗って登場。スタンドは拍手喝采の大盛り上がりだった。

 野球教室後には「夢の対決試合」として7イニング制の特別試合が行われる。歴代最多通算407セーブを挙げた岩瀬仁紀氏、通算2050安打の和田一浩氏、名指導者としても活躍した権藤博氏、タレント稲村亜美さんら錚々たるメンバーが参加している。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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