7年契約結んだ鷹・柳田、バレンティン加入にニヤリ「半端じゃないでしょ」

契約更改に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
契約更改に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

東京五輪出場にも意欲「もちろん思いはあります」

 25日に契約更改交渉を行い、異例の7年契約を結んだソフトバンクの柳田悠岐外野手。来季は現状維持となる年俸5億7000万円、その後は変動制で4年間プレーし、その4年の成績によって残る3年の契約内容が決まることになった(金額は推定)。

 7年契約は松中信彦氏、楽天の則本昂大投手に続き、NPBの日本人選手では史上最長契約となる。これにより基本的には柳田は2026年、38歳になるまでソフトバンクでプレーすることになる。

 今季は左膝裏の故障で長期離脱していた柳田。それだけに来季に懸ける思いは強く「ファンの方の期待を裏切ってしまったので、その信頼を取り戻せるようにしたい。イチからやったろうと思っていますし、スペシャルな1年にしたいなと思います」と意気込みを語っていた。

 その来季、ソフトバンクにはヤクルトでの9年間で8度の30本塁打以上を放ったウラディミール・バレンティン外野手が加わる。強力なチームメートの加入に、柳田は「いや、もう、半端じゃないでしょ」とニヤリ。

 近年は投手力に支えられた戦いが続いているだけに「投手に凄く助けられているので、投手を助けられるようにやりたいなと思います」と、投手陣の援護を約束していた。そして「もちろん思いはあります」と東京五輪出場も熱望していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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