鷹、尾形&リチャードの支配下昇格を発表 尾形「心から嬉しい」リチャード「やっと」

会見に臨んだソフトバンク・尾形崇斗(左)とリチャード【写真:福谷佑介】
会見に臨んだソフトバンク・尾形崇斗(左)とリチャード【写真:福谷佑介】

背番号はリチャードが川崎の「52」、尾形は「39」に決定

 ソフトバンクは16日、育成選手だった尾形崇斗投手と砂川リチャード内野手を支配下登録選手に昇格させると発表した。2人はともに周東佑京内野手と同じ2017年の育成ドラフトで入団。3年目での支配下昇格となり、背番号は尾形が「39」、リチャードはかつて川崎宗則氏が背負った「52」に決まった。

 2017年の育成ドラフト1巡目で学法石川高から入団した尾形。最速152キロの真っ直ぐを武器とし、投げっぷりの良さが高く評価されている右腕だ。キャンプでA組に抜擢されると、紅白戦から猛アピール。オープン戦でも計5試合に投げて無失点、防御率0.00と結果を残して、文句なしの支配下への切符をつかみ取った。

 リチャードは同じ2017年の育成ドラフトの3巡目で、東浜巨投手と同じ沖縄尚学高からソフトバンクに入団。2年目の昨季まで2軍戦での出場もほとんどなかったが、規格外のパワーを誇り、昨秋のキャンプから期待を集めていた。春季キャンプもA組に抜擢され、オープン戦12試合で2本塁打とアピールに成功。3年目で支配下契約を手にした。

 この日、PayPayドームで会見を行い、尾形は「率直に凄く心の底から喜べる、嬉しい。その喜びを1日感じていたいと思います」、リチャードは「とても嬉しいけど、やっとプロ野球選手になれたと思う。ここから頑張りたいと思います」と、まず喜びを語った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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