なぜ無くならない大声を出すファン 改めて願う“コロナ禍”での観戦マナーの徹底

27日はソフトバンクがオリックス相手に4-2で勝利した【写真:藤浦一都】
27日はソフトバンクがオリックス相手に4-2で勝利した【写真:藤浦一都】

27日のソフトバンク対オリックス戦でも大声をあげるファンの姿があった

■ソフトバンク 4-2 オリックス(27日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは27日、本拠地PayPayドームでオリックス戦を戦い、4-2で勝利した。先発の笠谷が5回まで2安打1失点7奪三振と好投。打っては甲斐の2ラン、上林のソロなどで得点を奪った。これでカード3連勝とし、今季のオリックス戦は13勝2敗に。折り返し前の59試合目にして、7年連続のオリックス戦勝ち越しを決めた。

 3点リードの最終回には守護神の森がマウンドへ。大城、吉田正、中川に3連打を浴びて満塁のピンチを招いたが、続くジョーンズを二ゴロ併殺打に。この間に1点を失ったものの、事なきを得て、試合を締め括った。

 ソフトバンクが3連勝を飾った一戦だったが、どうしても気になることがあった。それが、スタンドのファンからの声援だ。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、大声を上げての応援は禁止されている。それは上限5000人の制限の中でスタンドに駆けつけているファンの大部分が理解していることである。

 だが、ごく一部、本当にごく一部、大声を上げる人がいる。この日の試合でも大声をあげるファンが少なからずいた。もちろん選手の一挙手一投足に対して、思わず声があがってしまうことはある。それは観戦する上では仕方ないところでもある。ただ、あえて大声を出しての応援は必要だろうか? このご時世ではやってはいけないし、そんなことをしなくても、ファンの思いは確実に選手に届いている。

対策で大切になるのはファン1人1人の自覚とマナーの遵守

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