西武ドラ1渡部が入団会見で爆笑誘う おかわり3世ならぬ「『よくばり1世』で」

入団会見に臨んだ渡部健人(右)【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
入団会見に臨んだ渡部健人(右)【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

幼い頃に立ったメットライフドームとの縁

 西武は8日、都内のホテルで今年のドラフトで指名した7選手と、育成ドラフト指名5選手の入団会見を行った。身長176センチ、体重112キロを誇る巨漢の長距離砲、ドラフト1位の桐蔭横浜大・渡部健人内野手の背番号は「8」に決定。早速ユニークなキャラクターを披露した。

 かつて中心打者として活躍した鈴木健氏が背負い、平尾博嗣氏、渡辺直人氏、今季から「7」を着ける金子侑司外野手らが受け継いできた背番号をもらった渡部。「おかわり君」こと中村剛也内野手、山川穂高内野手によく似た“ぽっちゃり”型で「体型は見ての通り、丸いです。よく周りからは『おかわり3世』と言われますが、自分的には『よくばり1世』で行きたい」とアピールした後、出席者や報道陣の反応を伺い「すみません!」と頭を下げて爆笑を誘った。

 日本人の父、フィリピン出身の母を持つ。会見で他の新人とともに名前の由来を質問されると「自分はハーフなので、日本でも向こうでも呼びやすい“ケント”にしたと聞いています」と明かす。色紙にサインとともにしたためた目標は「本塁打王」。神奈川県出身だが、小学生の頃に当時の西武ドーム(現メットライフドーム)で試合をしたことがあり「すごく暑くて、(周囲に)自然がいっぱいだったことを覚えています。(来季以降)メットライフドームで試合ができるので縁がある。ホームランを打って、ゆっくりダイヤモンドを1周したい」とイメージを膨らませていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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