巨人にFA移籍の梶谷、井納が入団会見 梶谷は髭サッパリ「今朝剃った」

巨人の入団会見に臨んだ井納翔一、原辰徳監督、梶谷隆幸(左から)【写真・編集部】
巨人の入団会見に臨んだ井納翔一、原辰徳監督、梶谷隆幸(左から)【写真・編集部】

原監督も同席、井納の決断は「原監督の一言」

 国内FA権を行使して巨人入りが決まった前DeNAの梶谷隆幸外野手と井納翔一投手が14日、原辰徳監督同席のもと、東京ドーム内で入団会見を行った。トレードマークだった髭を剃り、この日を迎えた。それぞれ背番号は「13」「21」と発表となり、ユニホームに袖を通した。

 移籍の決め手となった点を問われ、梶谷は「一度きりの野球人生、新しい環境、立場、新しい選手たちと野球を経験して、新しい経験をしたいという気持ちが強くなった」と明かした。また井納は「正直、ヤクルト球団と悩みました。原監督から直接、来季の戦力になってくれという一言が大きな決め手となりました」と指揮官からの言葉に心が動いたという。

 また梶谷は髭について、髭剃りがなかったため今朝、購入したことを明かし「寂しい気持ち、ちょっとなしかな、と。徐々に馴染んで見慣れていけばいいかなと思います」と話し、笑いを誘った。

 背番号13は元ヤンキースの主砲、A・ロドリゲスらメジャーでは強打者がつけている番号だ。背番号21は今季まで岩隈久志投手がつけていた番号だが、過去にも堀内恒夫氏、宮本和知・現1軍投手コーチ、高橋尚成氏ら好投手が背負った歴史ある投手番号だ。

 梶谷は今季、リーグ2位の打率.323、19本塁打、53打点をマーク。井納は今季は17試合に先発し6勝7敗、防御率3.94という投球内容。梶谷が上位打線に組まれれば、打力はアップ。井納も先発ローテの一角としての期待が高まる。9年ぶりの日本一奪回に向けた補強となる。

(Full-Count編集部)

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