大谷翔平、オールスター史上初の二刀流選出 リーグ先発投手の選手間投票5位に入る

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ア・リーグDH部門のファン投票に続いてア先発投手の選手間投票で選ばれる

 エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、オールスター戦で史上初の二刀流選出を果たした。米スポーツ局「ESPN」で13日(同14日)のオールスター戦に出場する投手と控え選手が発表され、ファン投票のア・リーグ指名打者部門で初選出された大谷はア・リーグ先発投手の選手間投票5位(121票)で選ばれた。

 大谷はリーグ先発投手の選手間投票でヤンキース・コール(272票)、ホワイトソックス・リン(199票)とロドン(192票)、インディアンス・ビーバー(189票)に次いで5位に入った。リーグ先発投手では花巻東高の先輩に当たるマリナーズ・菊池雄星、レッドソックス・イオバルディ、レンジャーズ・ギブソン、ホワイトソックス・ロドンと共に初選出となった。

 1日(同2日)のファン投票の最終結果でア・リーグ指名打者として先発出場することは決まり、ベーブ・ルースも経験がない球宴でのリアル二刀流に大きな注目が集まっていた。大谷は「DHでの選出なので、そこで投げることが適切なのかどうかというのは正直分からない。言われたところで精いっぱい頑張りたい」と話していたが、夢の実現へ大きく前進した。

 オールスター戦の前夜祭として行われる12日(同13日)のホームランダービーには日本人初出場する。二刀流・大谷は球宴の主役となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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