投手なのに驚異の打率.276 DeNA今永昇太はなぜ打撃も疎かにしないのか?

DeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】
DeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】

19日の中日戦でも6回に2点タイムリーを放った今永

■DeNA 9ー1 中日(19日・横浜)

 19日の中日戦で763日ぶりの完投勝利を飾ったDeNA・今永昇太投手。5勝目(4敗)を挙げて手術からの完全復活を印象づけただけでなく、この日も2点タイムリーを放つなど、投手としては驚異の打率.276をマークして打撃面でも目を見張る活躍を見せている。

 打席での今永は、特に鋭いスイングをするわけでも、長打力があるわけでもない。駒大時代にはDH制の東都大学リーグに属していたため、4年間打席に立つことはなかった。それでも、いざバッターボックスに入れば、バットを短く持ち、ボールに食らいついていく姿勢が際立つ。

 この試合でも、4点リードで迎えた6回2死二、三塁で打席が回ると、初球の内角低めのストレートを中前へクリーンヒット。走者2人を迎え入れ、試合を決定づけた。続く桑原のカウントがフルカウントとなると、6球目にはスタートを切り、中前打で三塁を陥れた。

三浦監督も「24シーズン連続安打」のギネス記録を持つ

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