オリックス、西浦颯大の現役引退を発表 難病「特発性大腿骨頭壊死症」からの復帰ならず

オリックス・西浦颯大【写真:荒川祐史】
オリックス・西浦颯大【写真:荒川祐史】

9月28日のウエスタン・リーグ広島戦で引退セレモニーを実施

 オリックスは24日、西浦颯大外野手が引退すると発表した。本人から引退の申し入れがあり、球団が受理した。9月28日のウエスタン・リーグ広島戦で引退セレモニーを実施する。

 2017年のドラフト6位で明徳義塾高からオリックス入りした西浦。2019年に1軍で77試合に出場、翌2020年も49試合に出場したが、オフに国指定の難病である「特発性大腿骨頭壊死症」と診断され、昨年12月21日に骨盤を骨頭へ移植する左大腿骨頭掻爬手術、今年2月3日に右大腿骨頭掻爬手術を受けていた。

 今季は育成選手として再契約を結び、復帰を目指していたものの、本人の申し入れにより、引退することになった。28日のウエスタン・リーグ広島戦で最終回の守備に就き、その後、交代してベンチ前で花束贈呈のセレモニーを行う。

(Full-Count編集部)

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