大谷翔平、3戦10四球のリーグ記録に並ぶ 52年ぶり史上6人目、本拠地ブーイング

敬遠されるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
敬遠されるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地マリナーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間25日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。3回の第2打席では申告敬遠で歩かされ、5回の第3打席、7回の第4打席と四球を選んだ。3試合10四球はリーグタイ記録となった。

 3点を追う3回2死二塁。2ボールとなったところでマリナーズベンチは申告敬遠を指示した。本拠地には大ブーイングが響いた。続くゴセリンはニゴロ。得点にはつながらなかった。5回2死、7回無死一塁は2打席連続の四球と勝負されず、3試合14打席で10四球となった。本拠地ファンは相手バッテリーへブーイングを浴びせた。

 球団によると、これまでは2018年マイク・トラウト、2009年ボビー・アブレイユ、1961年アルビー・ピアソンの3試合8四球が球団最多だったが、3試合連続の“マルチ四球”で一気に更新。さらに、3試合10四球は1969年レジー・ジャクソン(アスレチックス)以来52年ぶりのリーグタイ記録。ジャクソンの以前には1959年ピート・ランネルズ(レッドソックス)、1934年マックス・ビショップ(レッドソックス)、1930年ベーブ・ルース(ヤンキース)、1912年トリス・スピーカー(レッドソックス)が記録している。

 ここまで87四球はリーグ3位。後半戦47四球はリーグ1位だ。本塁打王争いではブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに1本差。タイトル争いを繰り広げる中で、厳しい“四球攻め”にあっている。

【写真】四球連発にファンも悲しい…天を仰ぐ大谷翔平の姿

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