大谷翔平、選手会選出MVPの賞金を非営利団体へ寄付 ファン称賛「いつも敬服」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

選手間投票による両リーグの年間MVPとア・リーグ最優秀野手に選ばれていた

 大リーグ選手会の関連慈善団体「MLBプレーヤーズ・トラスト」は、選手会選出の年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手を受賞したエンゼルスの大谷翔平投手が、闘病中の子供やその家族を支援する非営利団体「ミラクルズ・フォー・キッズ」に賞金を寄付すると発表した。「MLBプレーヤーズ・トラスト」がSNSでこの旨を伝えると、ファンから称賛の声が寄せられた。

「MLBプレーヤーズ・トラスト」は公式インスタグラムで「ショウヘイ・オオタニは『ミラクルズ・フォー・キッズ』を選びました。命の危険がある病気と闘う子どもたちと、その家族を支える非営利組織です。MLB選手会が選出した賞の受賞者たちは独自に選んだ団体に寄付をした。そんな彼らを称賛する伝統を継続することを、我々は誇りに思っています」と伝え、「賞を勝ち取り寄付してくれたショウヘイ・オオタニを祝福したいと思います! ありがとう、ショウヘイ!」と感謝を表している。

 また、同様の投稿をした公式ツイッターにはファンから称賛の声が。「翔平君の行動にはいつも敬服します」「大谷選手らしく心優しい選択ですね」「これは本当に素晴らしい!」「フィールド内外で真のエンゼルだね」「素晴らしいです!」などのコメントが寄せられている。

 大谷は10月28日、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」で、両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」に選出された。受賞者はその賞金を慈善団体に寄付することが慣例になっているという。

(Full-Count編集部)

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