元DeNAのロマックが韓国球界を語る「違うスタイルの野球」「ちょっとクレイジー」

かつてDeNAにも所属していたジェイミー・ロマック【写真:編集部】
かつてDeNAにも所属していたジェイミー・ロマック【写真:編集部】

今季SKワイバーンズで43発放ち、来季の契約を延長

 マイナー通算200本塁打以上を放っている元DeNAのジェイミー・ロマック外野手。2016年にダイヤモンドバックスからDeNAに入団し来日したものの、日本ではわずか30試合の出場に終わり、打率.113、0本塁打2打点で、わずか1年で退団となった。

 2017年はパドレス傘下で迎えたロマックにとって、転機となったのが、5月の韓国プロ野球への移籍だった。パドレス傘下で25試合で打率.347、11本塁打と結果を残すと、KBOのSKワイバーンズからオファーを受けて移籍。シーズン途中の加入にも関わらず、いきなり31本塁打を放った。

 韓国で2年目となった今季はさらに活躍し、43本塁打を放ち、15日にSKワイバーンズが来季も契約を延長したことを発表していた。そのロマックが母国のカナダメディア「CTVニュース・ロンドン」のインタビューで、韓国プロ野球での充実ぶりを語っている。

 韓国プロ野球の野球の印象を「彼らは違うスタイルの野球をするんだ。エキサイティングだし、とても賑やかだよ。ちょっとクレイジーな面もあるんだ。バットフリップをしたりね。エンターテインメント性のある野球なんだ」と語ったロマック。「球団は僕に文化の面でも、フィールドでのパフォーマンスの面でも、対応しやすくしてくれたんだ。日本では得られなかった機会だから、非常に感謝しているよ」とSKとの契約延長を喜んでいる。

 来季が韓国で3年目となるロマック。「もし数年前にどこでプレーするか質問されたとして、『ここ(KBO)が自分のプレーする場所』だとなっていたら、少しショックを受けているかもしれないね。メジャーリーグに復帰する可能性も、もしかしたらあるのかもしれない。けれど、僕は韓国人が好きだから、このままプレーし続けたいね」と語り、メジャー復帰よりも、現在は韓国でプレーを続けたい意向を明かしていた。

(Full-Count編集部)

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