元広島の北別府氏がブログで白血病を公表 治療への決意綴る「孫にも野球を教えなければ」

「昨年11月より急に白血球、異常細胞の数値が上がってきまして抵抗力が弱まってきた」

 元広島の北別府学氏が20日、自身のブログを更新し、成人T細胞白血病であることを公表した。

 この日更新された北別府氏のブログでは「昨年11月より急に白血球、異常細胞の数値が上がってきまして抵抗力が弱まってきたという状態ですが、自分でもこの様な病気だと自覚出来ないような普通に生活ができる様な健康状態でした。気になるといえば軽い風邪のような症状が昨年11月頃より続いているくらいで、白血病に見られるような体の怠さや発熱も全くありません。しかし今回、検査の数値が右肩上がりで上がってきまして明日から化学治療(抗がん治療)に入り化学治療後、無菌室に入ります。その治療を数回やり骨髄移植となるそうです。治療期間は3ヶ月から半年ほどだと予測されますが個人差があるようです」と病が発覚するまでの経緯、そして今後の治療方法について明らかにした。

「この診断がくだったあと、暫くは何も手が付かない状態でしたが、年が明けてからやっと仕事の関係各位様にお知らせを済ませることが出来まして、それから少し気持ちも落ち着いてきました」と、現在の心境を綴った北別府氏。「一月から決まっていた仕事が出来なくなり、ご迷惑をかけた関係各位様にはこの場を借りてお詫びいたします。そして告白から今まで私の病名を知りながら番組内にて支えて励ましてくださった局関係者の方々にもお礼を申し上げます」とも記している。

「番組復帰、解説復帰、英数学館野球部のコーチ、北別府フェスタ、アジア各地での野球教室、仕事復帰を目標に頑張ります。孫にも野球を教えなければなりません」と回復への決意を示し「ブログを通して皆様と本当にダイレクトに気持ちを述べさせてもらい此方のコメントを楽しませていただいておりました。体調が良い日にはブログも更新できるかなと思います。うまく言葉が伝わっていないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします」と締め括った。

(Full-Count編集部)

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